うちの子紹介

うちの子紹介 2007年9月 「クリ」

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クリ

「クリ」のプロフィール

名前 クリ
名前の由来 我家に来たときの顔の形・色が栗の実に似ていたことから
生年月日 2006年5月12日生まれ(5歳)
種類 犬:柴(黒)
我が家のヘルスケア 庭を縦横無尽に走り回り、体重10Kgを維持すべく食事療法を行い元気に飛び回っています。かかりつけの獣医さんにも骨格がしっかりしていると太鼓判を押されました。
飼い主から一言 人に愛想がよくて番犬にはなっていない点不満ですが、そのうち柴犬の本性を出してくれるでしょうことを期待したいと思います。
うちの子の好きなところ 好きなモノにまっしぐらなところ。
好物は野菜なら何でも、果物特に柑橘系の果物は何でも飛びついてくるほど好きですが、若い酸っぱいものは見向きもしません。最初は銜えて離そうとしないの ですが、他に興味のあるものを見つけて離したら、後は見向きもせず、わがままな奴です。
うちの子とのエピソード 生国は八王子、私の家に来たのが8月9日生後3ヶ月のころでした。
黒柴が欲しくていろいろ調べていましたが、なかなか情報がなく、偶然立ち寄ったペットショップに彼が居て、すぐさま店の人に頼んで遊ばせてもらいました。大変人懐っこくすぐに慣れて、もうこれは引き取るしかないと思い、すぐ手続きをして私の家に来た次第です。
始めの頃の彼の住まいは家の中のケージでしたが、すぐにウッドデッキ上に置いた小屋に移しました。目に付くもの総てに興味があるようで、特に動きのあるも のや音の出るものには特段の興味を示し、追い掛け回し、最後には口にして、ボロボロにしてしまうといったパターンです。空のペットボトルなど置いておこう ものなら原型をとどめないぐらいの形にしてしまうほどで、段ボール箱、ビニール袋、サンダル、長靴然りで、とにかくいたずら者です。しかし、ブリーダーか らペットショップに来たときに彼に与えられたハート型のアメリカ国旗模様のクッションはお気に入りで、今も小屋で一緒に寝ているようです(時々ストレスを 発散するために銜えて振り回しているようですが)。
ウッドデッキから見下ろす道路を通る人間や車と散歩のペットを上から覗き、吠えたり尻尾を振ったり彼なりに楽しんでいるようです。

飼い主紹介

写真 私は小学生の頃から犬を飼い始め、それ以来長い間犬と時間を共有している。
途中、老齢や病気、交通事故で別れを余儀なくされる場面も数回あり、その度に、もう生きているものを飼うのは嫌だと思いつつ、しばらくするとまた、飼って しまっている。
最近は医療も進歩し、寿命が延びたとはいえ、やはり別れる時が来る。少しでもこの時が来るのを先に延ばし、出来るだけ長い時間を共有したいと思う。
我々の精神的な健康を支えてくれている伴侶動物の健康を、我々が守ることは当たり前のことであり、動物の健康にかかわる会社に勤めているからといって特別 に気を使うのではなく、自然な付き合い方でいいのではないか。
数多くの伴侶動物に対して、出来る限り長い時間共生したいと誰でも願っていると思いますが、この思いが人一倍強いのはこの会社に勤めているからなのかもしれません。

共立製薬株式会社
経理部 藤沢 信保

ちょっと得するペットコラム
◆長い付き合いを忘れてもらっちゃあ-柴犬
このコーナーに初めて日本犬が登場します。日本固有の犬種は、秋田犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬、北海道犬、柴犬の6犬種です。日本犬はサイズによって大型・中型・小型と分けられます。大型は言わずと知れた秋田犬です。小型が柴犬、その他は全て中型に属します。

日本犬の祖先は縄文犬ですが、発掘された骨からそのサイズは柴犬程度だったと推定されています。また、土偶などから立ち耳、巻き尾(または差し尾:ツンと立った尾)であったこともわかっています。古来より、山々をいっしょに駆け巡り、有能な狩猟助手として日本人を助けてくれたのは柴犬っぽい犬だったのでしょう。“柴”という名称の由来には諸説があります。毛色が刈り取った柴の色に似ているから、柴の中を縦横無尽に走り回れるから、シバとは小さなものの意で後年“柴”の字を当てた・・などです。なお、秋田犬は北方系ですが、柴犬はどうも南方からのご先祖様といっしょに日本列島にやって来たようです。

ところで日本犬の名前の第1位はモモとのことです。続いてハナ、サクラです。雌の日本犬には「モモ、ハナ、サクラ」と呼びかけてみましょう。どれかが当たるかもしれません。ちなみに雄っぽい名前はリュウが第4位でトップです。雄犬には「リュウ!」と呼びかければ振り向いてくれるかもしれません。日本犬にはそれらしい日本名が好まれるようです。

日本犬には絶滅の危機が二回あったといいます。まず明治から昭和初期のことです。洋犬が入ってきたことと交通が発達したことで、洋犬と日本犬との交雑が進み、本来の日本犬が大きく変化していきました。二回目が第二次世界大戦とその後のジステンパーの大流行です。関係者の努力によってかろうじてその血が受け継がれていると言えます。数が減った柴犬も各地方から小型犬が集められ保存のための交配が進められました。地方の特質(信州柴、美濃柴、山陰柴などの特徴)は徐々に薄められていきました。中型犬は今でも各地方名をつけて呼ばれることがあります。しかし、小型の日本犬は混血のため単に“柴犬”と総称されるようになりました。また、より小型の柴犬は“豆柴”と呼ばれています(正式な登録犬種名は柴犬です)。

柴犬は日本でも人気の高い犬種です。米国でも「東洋的犬」として人気はうなぎのぼりです。ある犬種紹介に「柴犬の本質は素朴にあり、その中に渋さがある」と書いてありました。まるで武士道か、禅の世界です。なかなか奥深い趣を持ち、米国人にとっては東洋の神秘として好まれるのかもしれません。

柴犬の行動特性は「反応性が高く、攻撃的で、訓練適応は中程度」です。他犬への攻撃性、番犬能力、子供に飛びかかる性癖ではベスト5に入っていました。同じような行動特性を持つ犬種には小型の兵共(ツワモノドモ)が並んでいます。

追記(老柴犬の独り言) 「近頃、メキシコ原産、ドイツ原産などの犬達が幅を利かせているようじゃが、日本原産の“柴”を忘れてもらっちゃあ困るよ。あんたらとの付き合いは長いんじゃから」

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