うちの子紹介 2007年5月 「ハナ」ちゃん
「ハナ」ちゃんのプロフィール
名前 |
ハナ
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名前の由来 |
女の子らしい名前を探していて、可愛らしくハナと名付けました。
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生年月日 |
1998年3月8日生まれ(13歳)
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種類 |
犬:アメリカンショートヘア
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我が家のヘルスケア |
寝てばかりいるので、時々紙ボールを作ってネコパンチでバレーをして遊ぶ運動をしています。
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飼い主から一言 |
内弁慶な性格を直しましょう。
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うちの子の好きなところ |
自分はお嬢様だと思っていて、常に気品をかもし出しひとりでいることが大好きなのですが、いざごはんの時間となると、足にからみつくほど甘え上手になる豹変振りに魅了されています。
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うちの子とのエピソード |
「アメリカンショートヘアの子猫がいるんだけど、誰か里親になってくれる人いませんか?」という知人の呼びかけに、「はい!」と速攻手を上げました。そし て、ハナとの初めての対面のとき、声が出ず「?」という印象でした。というのも、ショートのはずの毛が長いのです。血統書にはアメリカンショートヘアと記 載はしてあるはずなのに…。今となっては、突然変異で誕生したアメリカンロングヘアだと笑い話になっていますが、ハナとの出会いは予想に反したものでし た。そして、アメショーに少しでも近づけようと、毛のカットが日課になっています。
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飼い主紹介
小さいころから、犬・猫に囲まれた生活を送ってきて、我が家ではペットがいつも生活の中心にいます。ペットが健康であれば、私たちヒトもとても幸せな気持ちになります。
大切なペットが元気に過ごせるように、獣医師と飼い主のパイプ役として頑張ります!!
共立製薬株式会社
営業本部 森下 真由美
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◆古き良き時代の米国人気質を伝えるアメリカンショートヘア
「今月のペット」に猫が初めて登場します。トップバッターは日本で人気№1のアメリカンショートヘア(通称アメショー)です。
日本猫のトラにも似ていますが、アメショーの縞模様は独特です。首筋にはネックレス、肩から胸には「蝶々のシルエット」があります。そして、背中に三本のラインが走り、脇腹には丸いターゲットマークがあります。本当に毛並みの美しさが際立つ猫です。日本では銀色が人気のようですが、毛色のバリエーションは 100色以上といわれています。
さて、純血種の猫は体格と活動レベルから二つに大別されます。オリエンタルと非オリエンタルです。 オリエンタルは、すらりとしていて、好奇心が強く、積極的な猫です。家族全員のやることを監督していないと満足しないタイプです。いつも高い所に陣取って監視しています。代表選手はシャム猫です。非オリエンタルは、「私が大きくて美しければ、世界は全て思いのままよ」といった感じの猫です。代表選手はペルシャ猫です。
さて、アメショーですが、非オリエンタルの最高峰(コビー)に準じるグループ(セミコビー)に属します。体格によるグループ分けはさらに細かいのですが、その話題は次回の猫ちゃん登場のときにでも紹介します。
清教徒の人々とともに新天地・アメリカにヨーロッパからやって来た家庭猫がアメショーのご先祖様です。西部開拓のお供をし、ネズミ・ヘビ退治に大活躍でした。当時、アメリカ大陸には家庭猫はいませんでした。アメショーのご先祖様がアメリカ大陸の家庭猫という地位を獲得しました。ご先祖様の中から、たくましく、性格がよく、美しい猫達が選択交配され、アメショーの基礎となりました。アメショーの体格はヨーロッパの家庭猫より立派です。リンクス、ボブキャットなどの野生猫、あるいは他の天敵への対抗措置として体が大きくなったものと考えられています。統一した品種名(すなわちアメリカンショートヘア)で登録されたのは1960年代のことです。それ以前はドメスティックショートヘアという登録名でした。
アメショーは温厚で物怖じしない性格です。根っからのフロンティア精神も持っているようです。その上、がっしりした太めの体形で、筋肉質で力強く、ワーキング・キャット(働く猫)と形容されることもあります。そんな特徴から“米国人気質を伝える猫”とも言われています。
体格はいかついのですが、平和主義者ですので同居人と問題を起こすことが嫌いです。同居犬とも仲良く暮らしていけます。子供にとっても理想的な相棒になります。アメショーはとても飼いやすい猫といえます。ただ、太りやすい体質であることが唯一の注意点です。